なぜ歳をとるとポップスがつまらなくなるのか

昔はあんなにいいが曲いっぱいあったのに最近のJ-Popはつまらない曲ばっかりだなあ、、、なんて感じてしまう人はきっと少なくないはずです。でもこれって考えれば当然のことなのです。最近のJ-Popの質が落ちたから?いいえ、そうではありません。

むしろJ-Popの質はずーっと昔から変わっていないのです。変わってるのはトレンドだけで。

じゃあなんで質が落ちた・つまらなくなった様に感じるのでしょうか。それは聴く本人の耳が「肥えた」からです。

J-Popの曲って学問で言えば義務教育の教科書みたいなものです。

 

同時代の若者たちは皆その時代の教科書を読み、何かを学びとって卒業していきます。義務教育を終えたらみんなそれぞれ自分の思う道へ進んでいきます。

 

J-Popの曲はまさに音楽的にまだ真っ白な若者たちの教科書となるべく作られたものなのです。なぜならそこが一番マーケットが大きいから。(義務教育の教科書と専門書を比べたらどちらがたくさん売れるかはすぐ分かるでしょう?)

さて、ここまでくれば、なぜ歳をとるとJ-Popがつまらなくなるかはもう自明ですね。

 

いつまでも小中の教科書で満足していられるのは落第し続けている人だけです。

 

若者は皆J-Popを聴き、そこから何かを学びとって卒業していきます。そしてみんな自分に合ったそれぞれの道へ進んでいきますが、それはきっとオリコンのトップ10に入るような「教科書的」なポップスとは違うはずです。

補足:

誤解のないように言っておきますが、別にJ-Popを批判するつもりはありません。J-Popという教科書がなければ音楽を学び始めることはできませんから。子供がいきなりモダンジャズを聴かされて音楽を好きになれるでしょうか?(なかには音楽はジャズから入った、なんてマセガキもいますが)